これから寒さが増す季節、多くの女性が悩みを抱えている冷え性。
今回は、日常で実践できる簡単な冷え対策をご紹介します!
冷え性になりやすいライフスタイルって?
では、なぜ体は冷えてしまうのか。まずは冷え性になる原因を考えていきましょう。
冷え性になりやすいライフスタイルは、食生活の乱れ、運動不足、睡眠不足、喫煙、便秘気味など様々な原因が考えられます。また、普段薄着であったり体に冷気が触れる時間が長いことで、慢性的な冷えの原因になります。
冷えと聞くと「女性」のイメージがあるかもしれませんが、男性も注意が必要です!
冷えにくい身体づくりに大切なことを実践方法とともにご紹介
- 3食しっかりと
食後に身体が温かくなるのを感じることはありませんか?
これは食事を摂ることで体内に吸収された栄養素が分解され、一部が体の熱となり消費される熱産生の作用によって起こるものです。
これを食事誘導性熱産生と言います。冷えにくい身体づくり対策には、朝昼晩の三食を欠かさず摂ることが第一歩です。
- 身体を温めてくれる食べ物・栄養素
- たんぱく質
大豆製品、乳製品、肉、魚類などのたんぱく質は、食べ物を熱に変えてくれやすい食品です。 - 温かいもの、香辛料のきいたもの
温野菜や温かいお茶などの物理的に温かい食べ物は、体をあたためるのを助けてくれます。
また、玉ねぎやしょうが、唐辛子、ハーブ類などの刺激のあるものも体を温めるので、食事のときにうまく活用しましょう。 - ビタミン類
さまざまな働きがあるビタミン類には、体を温める働きを助けてくれる種類もあります。- ビタミンC…柑橘類、ブロッコリーなど
- ビタミンB…豚肉、玄米など
- ビタミンE…ナッツ類、アボカドなど
- たんぱく質
これらの食材をいつもの食事メニューに意識して取り入れていきましょう!
- 生活リズム、ライフスタイル
不規則な生活リズムは、体の調節機能を乱してしまいます。
特に睡眠は、人の身体のリズムを一定に保つためにも重要な時間。
できるだけ規則正しい睡眠を心がけましょう。
睡眠時間を揃えるのが難しい場合には、起床時間を同じ時刻にするなど工夫すると良いでしょう。
日中に眠気がきたときには無理をせず、短時間のお昼寝を取り入れてみてくださいね。
- サイズのあった衣服
体に合っていない下着や靴などは身体のリズムを崩すことも。
特に身体を締め付けるような衣類は、身体のリンパ節というところを圧迫してしまうので避けるようにしましょう。
- 運動習慣について
運動する目的は、血行を促し体温を一定に保つこと。
デスクワークなどで長時間同じ体勢をとっていると、血流が悪くなってしまいます。
1時間に一回は体勢を変えるなど体を動かしてみましょう。こまめに運動をすることを心掛けるだけでも身体を温めてくれます。
さらに生活リズムに合わせて、1駅分の散歩やエレベータを使わずに階段を選ぶ等、無理のない範囲の運動を取り入れてみるのもいいですね。
- ストレッチ・マッサージ
運動を取り入れるのが難しいという方は、ストレッチやマッサージをはじめてみましょう。
運動とストレッチ・マッサージを両方取り入れることで、さらに効果が期待できます。
特に冷えを感じやすい下半身を重点的にストレッチやマッサージを行うといいでしょう。
起床後や就寝前など、少しずつ生活の中に取り入れてみてくださいね。
- 身体を温める
冷えは万病のもと。日頃から身体を温めるように心がけましょう。
疲れていてもシャワーで済ませず、きちんと湯船に浸かるようにしましょう。
38~40度のぬるめのお湯に20分程度浸かることがいいとされています。
お風呂を上手に利用して身体を温めてくださいね。
特に温めたい部位は「足」。
足は、心臓から一番遠いところにあり冷えやすい部位です。足湯をしてリラックスするのもいいですね。
寝るときに冷えを感じやすい場合は、事前に湯たんぽでお布団を温めるなど、足を温めるアイテムを使いましょう。
まとめ
冷えにくい身体づくりについてご紹介しましたがいかがでしたか?
これから寒くなる季節、これまで冷え性をケアされてなかった方も、この機会に冷えにくい身体づくり対策をしてみてはいかがでしょうか。
また、冷えは身体だけでなく肌にも影響を与えます。
肌トラブルにならないためには、日頃のスキンケアで肌を整えていくことが大事です。普段のスキンケアについては今後ご紹介していきます!