女性なら誰でも持っていると言われている「セルライト」。
セルライトが増加することにより、肌の表面を変えてしまう原因に。
そんなセルライトはなぜできてしまうのでしょうか。気になる原因を詳しく解説します。
そもそもセルライトってなに?と思っている方に、まずはセルライトについてご紹介します。
セルライトについて
セルライトとは
セルライトとは、太ももやお尻など主に女性の身体に見られるデコボコした肌の状態のことをいいます。
肌にハリやツヤがなく、デコボコとした皮膚がオレンジの皮に似ていることから、オレンジピールスキンとも呼ばれています。
セルライトがあるとどうなるの?
では、セルライトができてしまうとどうなるのでしょうか。
まず、見た目の変化として、肌の表面がデコボコになります。セルライトの量によって差がありますが、セルライトの量が多くなるほど表面的にデコボコが目立つようになります。
さらに、内面ではセルライトがあることによって冷えが生じます。身体が冷えることによって、むくみや代謝の低下などの体調不良を引き起こすと言われています。
セルライトができる場所
体の中でも脂肪がつきやすく老廃物がたまりやすい、お腹周りやお尻、太ももや二の腕などに、セルライトができやすいとされています。
セルライトができる理由
セルライトができる原因は、血行不良、代謝の低下、飲酒・禁煙、ホルモンバランスの乱れなどといわれています。運動不足やデスクワークなどで体を動かす習慣が少なく、偏った食事を摂ることによってセルライトは生じてしまいます。
また、女性のほうが男性よりもホルモンの影響を受けやすく、セルライトがつきやすいと言われています。
セルライトの種類
セルライトには大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれを解説していきましょう。
- 線維型セルライト
脂肪細胞のまわりにコラーゲン線維が絡みつくことによってできたセルライト。触ると硬いのが特徴。
- 脂肪型セルライト
体重増加によって皮下脂肪が増えることで、老廃物がたまったことによってできたセルライト。
- むくみ型セルライト
冷えやむくむことで、体内に溜まっていている老廃物や余分な水分が排出されず、脂肪と混ざることによりできたセルライト。
セルライト段階評価
セルライトは4段階の評価によって状態を分けています。数値が大きくなるに連れてセルライトの症状が表面的に目立つ状態になります。
[0].皮膚をつまんでも、セルライトがない状態。
[1].立っている時に皮膚をつまむとセルライトが目立つ状態。
[2].立っている時に皮膚をつままなくてもセルライトが目立つ状態。
[3]. 立っている時も寝ている時もセルライトが目立つ状態。
セルライトの予防方法
一度できるとなかなか消えてくれないセルライト。
目立たなくするのはなかなか難しいですよね。日々の生活でセルライトを予防できる方法をご紹介します。
- 運動
まずはウォーキングや自宅でできる簡単な筋トレを取り入れてみましょう。運動することにより、身体が暖かくなり冷えの改善が期待できます。
また、ストレッチをすることで股関節が柔らかくなり代謝を上げることもできるので、運動に自信がないかたはストレッチからはじめてみるのもいいですね。
運動前のケガ防止にもなるので、合わせて取り入れましょう。
- マッサージ
血流やリンパの流れを良くすることはとても重要です。二の腕・太ももなどを中心に、オイルやクリームを使ってマッサージを行いましょう。しかし、必要以上に力をこめてしまうとアザになってしまうので、注意!心地いいと思う強さで、マッサージをしてください。
特にお風呂上がりなど身体を暖かくした状態のときにマッサージをするのがおすすめです。
- 食生活を見直す
健康な身体を手に入れるには日々の食生活の見直しが必要です。「腹八分目」を目安に適量を取りましょう。
また、朝食は1日のエネルギー源になります。忙しい朝でも、スープやお味噌汁など簡単に食べられるものを代わりにするのもいいですね。
野菜を積極的に摂り、栄養バランスのとれた食事を心がけてください。
まとめ
セルライトとは、太ももやお尻など主に女性の身体に見られるデコボコした肌の状態のこと。
セルライトは一度できてしまうと改善するのは一苦労。
セルライトができてしまう前に、毎日の予防習慣を身につけてセルライトのない身体を目指しましょう。