脱カサカサ唇！リップクリームの使い方・リップケア方法をご紹介

空気が乾燥する季節になると、唇の乾燥に悩む人がぐっと増えます。
唇のキューティクルは他の皮膚よりも薄いため、水分保持力が低く、皮脂腺や汗腺もありません。
そのため、適切な保湿ケアを行わないと、すぐに乾燥してカサカサになってしまいます。
特に女性は、口紅をきれいに塗るのが苦手な人も多いのではないでしょうか。

そこで、唇が乾燥する原因と正しいケア方法について解説します。
唇の乾燥にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

CONTENTS

唇に対するNG行動

唇のケア・リップクリームの正しい使い方

集中トリートメント方法！

うるおいリップへの近道は日頃のケアが大切！

唇に対するNG行動

まずは、日頃からうっかりやってしまいがちな唇に対するNG行動を見てみましょう。

薄皮をはがす
乾燥した唇にできる薄く乾いた皮膚。
指で引っ張って無理やりはがしていませんか？
薄い皮を無理に剥がすと、ひび割れや炎症を起こして唇の状態が悪化することがあります。

舐める

唇が乾燥してカサカサしていると、無意識に唇をなめていませんか？
舐めることで一時的に唇は潤いますが、唾液と一緒に唇の水分が蒸発してしまい、さらに乾燥してしまいます。

ゴシゴシこすって洗う
最近、カラーが長持ちするリップが流行っていますね。
メイク落としをするとき、口紅やリップが落ちにくいからと言ってゴシゴシ擦らせていませんか？
リップの種類によっては、唇が荒れたり色素沈着しないように、専用のリムーバーで落とすことが大切です。

唇の保湿をしない
めんどくさいと思って唇の保湿を忘れていませんか？
食後や水分補給をした後も、リップクリームを塗り直したり、ナプキンやペーパータオルなどで唇を拭いたりしないと、唇が乾燥しやすい状態になります。

頻繁に刺激物を摂取する

酸っぱいものや辛いものを高頻度で食べていると、食べ物に含まれる香辛料が唇に付着して刺激となり、乾燥や炎症を起こしやすくなります。

水を摂らない
唇が頻繁に乾燥していると感じる方は、体内の水分量が不足していると考えられます。
日頃から水分をたくさん摂取して、体の内側から潤していきましょう。

唇のケア・リップクリームの正しい使い方

では、唇のお手入れ方法をご紹介します。

唇の保湿には、「リップクリーム」が最適です。
リップクリームの使い方には、次のようなコツがあります。

体温で温めてから使う
冷たくて硬いままのリップクリームを使うと、皮膚を引っ張ってしまうことがあります。
さらに、冷たくて硬いまま状態だと唇に浸透しにくいので、体温程度に温めてから使用しましょう。
リップクリーム本体を手のひらでしばらく温めるか、あらかじめポケットに入れておくと、唇になじませやすくなります。

縦に塗る
リップクリームは、唇の縦ジワに沿って塗りましょう。
唇の形に沿って「横」に塗る人が多いのですが、「縦」に塗るのが効果的と言われています。
シワの方向に塗ることで、リップクリームがシワの部分に浸透しやすくなり、縦ジワの改善・予防につながります。

シーンによって使い分ける
リップクリームはシーンによって使い分けましょう。
外出時には、唇の乾燥や荒れの原因の一つである紫外線をカットするため、冬でもUVカット処方のリップクリームを使用することをおすすめします。
寝る前は、外出時とは逆に、シンプルに保湿力の高いリップクリームがおすすめです。
寝る前にリップクリームを付けるときは、シワや口角に綿棒で細かく塗布するのもおすすめです。

集中トリートメント方法！

基本のリップクリームの塗り方がわかったところで、乾燥が目立つときやお出かけの前日にやっておきたいリップケアをご紹介します。

リップスクラブ
リップの持ちが悪い方や、唇がカサカサしてくすんでいる方は、事前にリップスクラブで古い角質を取り除いておくとよいでしょう。
ただし、顔のピーリングと同様に、毎日使用すると健康な皮膚まで剥がれてしまう場合があるので使用頻度には注意が必要です。
リップスクラブはスペシャルケアとして、「週に1～2回」を目安にご使用ください。

リップスクラブのやり方

①ぬるま湯で唇を少し湿らせる。
②リップスクラブを適量（上下の唇にそれぞれ米粒大1個分程度）唇にのせる。
③中指で、円を描くように唇をやさしくマッサージする。
④ぬるま湯でリップスクラブを洗い落とす。

リップスクラブを使用した後は、唇が乾燥しやすいので、必ず保湿ケアに移ってください。