顔に「くすみ」があると、実年齢よりも疲れて見えたり、老けて見えたりすることがありますよね。
くすみは多くの女性を悩ませる肌悩みのひとつです。
くすみにもさまざまな種類があり、それぞれの原因によって対策も異なります。
肌のくすみを改善するためには、自分の肌がくすんでいる原因を把握することが大切です。
生き生きとした愛らしい顔を作るには、明るい肌が欠かせません。
今回は、肌のくすみの種類とその原因、対策についてご紹介します。
肌のくすみとは？
くすみ肌とは、肌の透明感や明るさ、ツヤが失われている状態のことです。
肌本来の明るさよりも顔全体のトーンが普段よりも一段暗く見えるため、不健康な印象を与えることもあります。
鏡を見たときに顔全体が暗く、疲れているように見える場合は、肌のくすみが関係している可能性があります。
肌のくすみの原因とタイプ別対策方法！
肌のくすみは、次のようなタイプに分けられます。
乾燥によるくすみ
乾燥により肌のキメが乱れ、肌がくすんで見える状態になります。
また、季節の変わり目や花粉が飛ぶ時期にも乾燥は起こりやすいので、注意が必要です。
- 保湿を徹底する
スキンケアの面では、化粧水をたっぷりつけること。
さらに、適度な油分を含むクリームやオイルで肌の水分の蒸発を防ぎましょう。 - 部屋を加湿する
肌の保湿力が低下しているので、部屋の加湿を行いましょう。
加湿器の使用やエアコンの使用頻度を控えめにするなど、乾燥を防ぎましょう。
メラニンによるくすみ
紫外線や摩擦などで肌がダメージを受けると生成されるメラニンがくすみの原因に。
メラニンは褐色なので、薄茶色のくすみが現れたら、メラニンが原因です。
- 日焼け止めで紫外線を防ぐ
紫外線を浴びて日焼けすると、肌の機能が低下します。
外出するときには日焼け止めは必須です。
血行不良によるくすみ
疲れやすく、顔がむくみやすい人は、血行不良がくすみの原因になっている可能性があります。
冷え性や目の下のクマが気になる人も血行不良が原因かもしれません。
- 定期的な運動をする
運動をすることで体を温めるようにしましょう。
軽いランニングやウォーキングなど、定期的に適度な運動をする習慣を身につけることが大切です。 - 入浴する
入浴するときには、シャワーではなくお風呂に入り、徐々に体を温めましょう。
お風呂に浸かることで、肌を内側から温めることができます。 - 体を内側から温める食材を食べる
体を温める食材といわれるスパイス類（生姜・唐辛子）、発酵食品（納豆・キムチ）などを食べて、体の内側から温める食生活をしましょう。
糖化によるくすみ
糖化とは、糖質と皮膚のタンパク質が結合して、黄ばみとくすみを生じさせる肌変化のことです。
偏った食事、糖分の過剰摂取、野菜不足などがあると、糖化によるくすみのリスクが高まります。
- 食事の順番は野菜から
血糖値の上昇を防ぐために、まず野菜を食べましょう。
炭水化物を食べすぎてしまうと血中の糖分が増え、糖化の原因になります。
野菜を先に食べると、量は同じでも血中の糖の増加が抑えられます。
代謝がわるくなることによるくすみ
肌表面に残った古いキューティクルによる透明感がなくなりくすみの原因に。
また、角質層によるくすみは、肌のざらつきを伴います。
年齢とともにターンオーバー速度が遅くなるため、アンチエイジング対策が必要です。
- 睡眠の質を高める
肌のターンオーバーは、睡眠中に分泌される成長ホルモンの影響を受けています。
おやすみ中は部屋をしっかり暗くし、朝にはカーテンを開けるなどすると、オンオフをはっきり感じることができます。
健康な生活で美肌を手に入れよう！
肌のくすみは、乾燥や摩擦、紫外線、血行不良などが原因です。
健康的な生活を保つことで肌のくすみ対策は可能です。
くすみは加齢とともに起こりやすくなるので、気になる場合は早めに対策を始めることが大切です。
