健康のためにスポーツやトレーニングをはじめたはいいもの、トレーニングの効果を最大化するためには何をすればいいのだろう?
運動をしている人なら、一度はこの疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。
この疑問に答えるべく、ここでは運動後の効果を最大化するために、運動後に取り入れたほうがいいもの、やってはいけないことを徹底解説していきます。
運動後に取り入れたほうがいいこと
では、運動後は具体的にどうすればいいのでしょうか?
ここでは、運動後にすべきこととして、押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
- ストレッチをする
運動後は必ずストレッチを行いましょう。
ストレッチを行うことで硬くなった筋肉の回復を促し、筋肉痛を予防しやすくします。
また、ストレッチをすることは、筋肉や関節のコンディションを整えるだけでなく、集中力を高めるサポートにもなります。
硬くなった状態で無理に筋肉を動かすと怪我につながるので、ストレッチで硬くなった筋肉を伸ばし、緊張をほぐすことが必要になります。
- 栄養バランスの良い食事を摂る
栄養バランスの良い食事を摂ることも、運動後にすべきことのひとつです。
運動を行ったことによって不足した栄養素を補給しないと、筋肉の分解が徐々に進む可能性があります。
せっかくの運動を無駄にしないためにも、トレーニング終了後30分以内に栄養バランスの良い食事を摂りましょう。
栄養バランスの良い食事として、五大栄養素「炭水化物、脂質、タンパク質、無機質(ミネラル)、ビタミン」を意識しましょう。
どれも健康な体を作るために欠かせない栄養素です。
特に、タンパク質を摂取することで、筋力の向上や筋肉量の増加が期待できます。
たんぱく質は、肉や魚、豆類に多く含まれるため、これらを食事のメインとして取り入れることが効果的です。
- 入浴する
運動後は、湯船に浸かって体をリラックスさせましょう。
入浴時の温度は37〜40℃が理想的です。
入浴中にも軽くマッサージをしてあげると心身ともにリラックスしやすくなります。
疲れていると感じる部分を中心に、20〜30分ほど全身をマッサージするのがおすすめです。
水で体が内側から温まるので、筋肉をしっかり休めることができ、肩こりや腰痛、冷え性などが緩和されると言われています。
運動後にやってはいけないこと
- お酒を飲む
運動や筋トレ後の飲酒は避けましょう。
お酒を飲むとコルチゾールという筋肉を分解する働きをするホルモンの分泌量が増え、筋トレで得た筋肉が減少してしまうのです。
また、テストステロンという筋肉の成長を促す男性ホルモンの分泌量や働きが低下します。
アルコールの摂取は、必要なホルモンを減らし、不要なホルモンを増やすという悪循環を生むので、注意が必要です。
- 長時間の空腹の状態でいる
まず、「運動を終えた後、長時間空腹を我慢する」ことは好ましくありません。
運動後の不足した栄養素を補給しないと、筋肉の分解が進む可能性があるので食事は少量でも摂ることをおすすめします。
筋力の向上や筋肉量の増加を目的に筋トレをしている場合に食事を摂らないでいると、筋肉が減ってしまいます。
また、ダイエットを目的に運動をしている場合でも、栄養不足になりせっかくの運動が逆効果になってしまう恐れがあります。
そのため、きちんと食事を摂らずに筋トレや運動を行うのはやめましょう。
また、水分補給も忘れずに。
運動後の時間の使い方を見直して効率UP!
今回は、運動後の効果を最大化するために、運動後に取り入れたほうがいいもの、やってはいけないことをご紹介しました。
筋トレの効果を最大限に引き出すには、その後の過ごし方がポイントになります。
せっかくの筋トレを無駄にしないためにも、今回紹介したポイントを参考に、運動後の時間の使い方を見直してみましょう。